【愛媛新聞】明浜、三瓶地域の津波危険マップ作製<愛媛県西予市>

愛媛県西予市の津波危険マップについてのニュースです。


明浜、三瓶地域の津波危険マップ作製 西予市 愛媛のニュース

 津波への備えに役立ててもらおうと、西予市はこのほど、宇和海沿岸の明浜、三瓶地域の津波危険マップを作製した。
 市内には合併前の旧町ごとに防災マップ(2007年3月作製)があるが、津波に関しては津波発生時避難ラインと津波一時避難場所の表示がある程度。三瓶地域では、当時津波一時避難場所もほとんど選定されていなかった。
 危険マップでは明浜を7、三瓶を11の地区に分け、1854年の安政南海地震から予測した浸水予想地域を5区分(0・5メートル未満、0・5~1メートル、1~2メートル、2~3メートル、3メートル以上)で色分け。津波発生時の避難に特化し、海抜10メートルに加えて20メートルラインも示した。津波一時避難場所の位置と海抜も表示している。A2判(一部A3判)で計約8000枚作製。2月中旬ごろまでに両地域の約5300世帯に全戸配布する。